もうすぐ5歳になる息子は精神年齢が年相応ではなく、
注意欠陥多動性障害も合わさってかなりのやんちゃ者です。
なんか育てにくいな~と思っていたので、実際に検査を経て小児科医の先生からお話があった時は
何の抵抗もなくストンと腑に落ちたのを覚えています。
電話をしてから結果が出るまで9か月、思った以上に長い
3歳児検診が2018年11月(満3歳0か月)
発語に遅れがあるということで、地元の子育て支援センターでの発語相談に通う
2019年7月 言語相談の先生の勧めで発達支援センターでの検査予約の電話をする
2019年10月 親だけでの面談
2020年3月 検査
2020年4月 面談
2020年10月 支援クラス開始
クラスに通い始めるまでに1年以上かかってしまいました。
もっと早く3歳児検診が終わった段階で発達支援センターに電話すればよかったと後悔しています。
親だけでの面談
事前に書類を記入して持っていきます。
生まれた時から今までの子供の成長具合を細かく書いていきます。
〇歳〇か月でつかまり立ちしたとか、歩き出したとか、細かすぎて母子手帳見たり保育園の連絡帳みたり大変でした。
その記載された内容をもとに児童臨床心理士と話し、その後の流れなども教えてくれます。
この時に、【次のステップに進むかどうか】も聞かれました。
親御さんによっては検査を受けることに抵抗がある人もいるようで相談だけで終わる人もいるそうです。
私は専門家からの診断や自分がどう子どもと向き合っていくか息子を理解したかったので
医師の面談まで希望しました。
検査&面談に進むために予約が必要ですがなかなか取れず、
急なキャンセルで入れてもらえましたが、それでも5か月ぐらい待ちました。
発達支援センターは平日だけなので、仕事を休まないといけないのもネックですが、
私が土日を含むシフト制である程度自由に公休を取れたので助かりました。
【1回目】子どもの発達検査&小児科医面談
発達検査
臨床心理士による発達検査は、母子別室です。
1回目はドアのない隣の部屋で子どもと心理士が何やら遊びらしき検査をしています。
その間、親と別の心理士と子どもについて詳しく話をして行きます。
検査内容は親は見せてもらえず、子どもの様子も特に教えてもらえません。
「結果と合わせて先生との面談の際にお話があります」ということでした。
小児科医師との面談
検査を終えて1か月後に小児科医の先生と面談がありました。
検査結果報告書もその場でもらえますが、息子の結果はこんな感じ。
【生活年齢 3歳4か月】
【精神年齢 2歳4か月】
【知能指数(IQ)70】
- 生活年齢:お子さんの検査時の実年齢です
- 精神年齢:知的発達の水準を年齢で表したものです
- 知能指数:実年齢と精神年齢を比較して算出する知的発達の水準です
知能指数の真ん中を100として一般的には85~115の間が平均数値だそうです。
息子は70ということで、ギリギリのラインと言われました。
検査についてはその時の子どもの体調や機嫌などもあるので必ずしもその数値が正しい訳ではなくあくまでも指標であると説明を受けました。
《検査時の様子》
- 検査時間は約30分
- すべての検査用具に興味を示して意欲的に取り組むことができた
- 一方で、言葉だけの質問の時には用具箱に視線がいっており、集中して聞くことが難しい様子が見られた
- 刺激の少ない環境で何をすればいいか明確な場面だと落ち着いて力を発揮しやすいと思われる
- 音を聞いて正しく絵を指差しできるものの方が多く、表出に比べ単語の理解の方が進んでいるようです
- 全体的に視覚的な手掛かりがある方が取り組みやすい傾向がみられました
小児科医の先生からは【注意欠陥多動性障害(ADHD)】と【自閉症】と言われました。
「多動性というのは、ずっとアクセルを踏み続けている感じ。
どうやってブレーキを踏むか分からないので何でも全力で動いてしまう」そうです。
「今まで大変でしたね、育てにくいなって感じてたんじゃないですか?」と言われて、
「うちの子は育てにく」なんて母親の私が言ってはいけない言葉なんじゃないかって思っていた言葉を先生が代弁してくれて泣きそうになりました。
スーパーに買い物に行くととにかく走り回ってどこかに行ってしまって、
店内をグルグル走り回ったり本当に大変だと話すと、
「お買い物はお子さんと行かなければいいんです」と一言。
その角度からは考えたことがなくて目からうろこでした。
母親としてちゃんと向き合わなきゃって頑張っていましたが無理しなくていいんだな~って思えました。
4歳11か月の今ではお買い物に行っても走り回ることはなく、
自分でカートを押して自分で商品をかごに入れてレジに持って行って~という流れを上手にこなしています
支援クラススタート
支援クラスの流れです。
我が家の自治体の支援クラス内容も記します。
週1回、水曜日の10時のクラス
年中さんが男女5-6人。
広い多目的室に子ども用のイスを並べて、臨床心理士など3人が対応します。
子ども5人に対して先生3人ってすごく手厚いですよね。
比較的落ち着きのない子が目立ちます。もちろんうちの息子も含めて。
先生1人が進行役として子どもたちの前で話したり説明していきます。
ほかの2人の先生は子ども側に座り、ふぉろ側に回っていました。
1、ごあいさつ
今日が〇月〇日〇曜日、お天気は〇。とみんなで声に出します。
先生が子供の名前をランダムに呼び
呼ばれた子が前に立ってみんなに向かって「○○○です。よろしくおねがいします」と言います。
先生たちも同じようにご挨拶をしてクラスが始まります。
2、絵本の時間
先生が1冊絵本を読みます。
だいたいはその日の最後に取り組む課題(遊び)に絡ませた内容の絵本を選んでいるようです。
3、動物おどり
音楽に合わせて、先生の踊りをまねしながら踊ります。
前に行ったり後ろに行ったり体を大きく動かします。
ウサギやヘビのまねをしながら踊ります。
4、体感を鍛える
「サーキット」と呼ばれる柔らかい素材のブロックのようなもの使って体感を鍛えます。
色んな形のブロックを床に置いてその上をバランスよく歩くアクティビティです。
息子が一番好きなアクティビティです。
5、日によって変わる課題(遊び)
その週によって変わります。
クリスマスリース作りでハサミを使ったり、
幼児用のボードゲームをして皆でルールに沿って遊んだり、
折り紙をしたり、
簡単な迷路をしたり、
フルーツバスケットをしたり、
本当に多岐にわたっています。
終了後のフィードバック
クラスが終わると先生と親でのフィードバックもあります。
日によって変わる課題(遊び)に対してそれぞれの子がどのようにしていたかを教えてくれます。
【2回目】子どもの発達検査&小児科医面談
2021年1月(4歳3か月)
初めて検査を受けてから1年が経過しています。
2回目という事だからか、息子一人で検査室に入り親は控室で待ちました。
特に泣いたり取り乱しているような声が聞こえなかったので一安心。
そしてまた1か月後に小児科医の先生と面談です。
【生活年齢 4歳3か月】
【精神年齢 2歳10か月】
【知能指数 67】
なんと、、1回目から1年が経ちましたが生活年齢と精神年齢の差が開いていました。
生活年齢 3歳4か月 →4歳3か月
精神年齢 2歳4か月 →2歳10か月
知能指数 70 →67
《所見》
- 部屋への移動はスムーズでしたが、その後「ママは?」「ママがいい!」という事が何度かありました
- 都度気持ちを受け止めつつ、ロビーで待っていることをス耐えると落ち着いて取り組むことができました
- じっくりと注意深くみたり考えたりするよりも直感的にとらえる傾向が見られます。
- 視覚的な記憶などはすぐ手いている一方で、やや衝動的で注意深さにかけてしまうところがあります
私の顔色を察ししたのか、小児科医の先生からの第一声。
「きちんと成長はしています。大丈夫です」と。。
「たとえ精神年齢が2歳10か月とあっても、ほかの2歳10か月のお子さんと同じか?と言われたら、
ちゃんと息子さんは4歳3か月分の知恵や経験があります、大丈夫ですよ」
確かに4年以上生きてきたずる賢さとか、行動力とかいろんな力はついてる!大丈夫だ!と思えました。
【3回目】子どもの発達検査&小児科医面談
2021年11月に3回目の検査を受けます。
2回目の検査を受けてから8か月が経ちます。
息子は、5歳0か月。
結果を踏まえての面談は、翌月12月を予定していてこの結果を踏まえて進学相談になるそうです。
面談後にまたブログ更新したいと思います!

だいたい三日坊主のYUKI(@YUKI99780153)です。
たぶん熱しやすく冷めやすい性格です。
旅行が大好きで独身時代から一人で海外行ったりしてましたが、今はいかに子連れでも快適に楽しく旅行できるかがモットー。
事前リサーチ大好きです!
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